case #3 電車内の痴漢
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体験談から気づきを得る
性犯罪被害に遭うことは、一人の人にとっては人生で一回、もしくは数回の出来事かもしれません。多くの人は、そのような目に遭うという切迫した危険性を意識して普段の生活を送ってはいないでしょう。
しかし、日本そして世界に目を向けてみれば、毎日多くの女性が悲惨な事件に遭遇しています。
一人の「もしも」も、みんなの「いつも」
恐ろしく、辛く、悲しい経験。不幸にして遭遇してしまったら過去を変えることはできません。しかし、その体験を共有し、対策を考えることで、将来誰かが同じような状況に陥った時、最悪の結果を回避することができるようになるかもしれません。
また、「一件の重大なトラブル・災害の裏には、29件の軽微なミス、そして300件のヒヤリ・ハットがある」というハインリッヒの法則があります。これは労働災害におけるものですが、犯罪被害に関しても当てはまるところがあると思います。
普段女性から話を聞いていると、「あわや」という状況があって、「それがきっかけで気をつけるようにしている」という方が多くいます。
さらに、性犯罪被害に関しては、意図せず加害者となる人も少なからずいると思います。「そんなつもりはなかった」というような結果にならないように気をつけることも重要だと思います。
被害者にも加害者にもならないように。
あらかじめ注意していたら防げること、知っていたら備えられることがきっとあります。
そのような思いから、こちらで皆さんの体験談を共有しています。
「将来誰かが同じような悲しい目に遭わないように」とご自身の体験を共有してくださった皆様、改めてどうも有難うございます。
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